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AVERAGE SCORES

北海道公立高校入試の平均点と出題傾向
─ 2022〜2025年の推移と2027年対策

北海道教育委員会が公表する「入学者選抜状況報告書」の合格者平均点を教科別にまとめ、 2022年の制度変更以降、なぜ平均点が下がったのか、2027年3月の入試に向けて各教科で何を対策すべきかを札幌西区の塾が解説します。

最終更新:2026年10月13日 / 出典:北海道教育委員会「公立高等学校入学者選抜状況報告書」(各年度)。2026年3月実施分(令和8年度報告書)を追記

この記事の要点

  • 5教科合計(500点満点)の合格者平均は 2022年 280.3 → 2023年 228.6 → 2024年 212.9 → 2025年 244.8 → 2026年 256.4。制度変更後に大きく下がり、2025・2026年で戻してきた
  • 下がった主因は読む量・書く量の増加。国語・社会・理科の記述・資料読み取りで差がつく
  • 数学は2022〜2025年は47〜49点、2026年は53.1点。「取れる問題を確実に」が最も効く教科
  • 合格ラインは学校ごとに違う。平均点は「自分の位置」を測る物差しとして使う
TREND

合格者平均点の推移(2022〜2025年)

各教科100点満点。2022年(令和4年度)から学校裁量問題が廃止され、全道共通問題・各100点・50分になりました。

北海道公立高校入試 合格者平均点(一般入学者選抜)
実施年国語数学社会理科英語5教科合計
2022年3月70.047.652.954.655.2280.3
2023年3月54.247.441.035.450.6228.6
2024年3月46.448.838.238.541.0212.9
2025年3月56.948.849.640.948.6244.8
2026年3月49.953.151.952.149.4256.4

※ 出典:北海道教育委員会「公立高等学校入学者選抜状況報告書」。合格者平均点(受検者全体ではなく合格者の平均)。小数点以下は報告書の表記に従います。

WHY

なぜ2023年以降、平均点が下がったのか

2022年の制度変更(学校裁量問題の廃止、60点→100点満点、45分→50分)の初年度は問題が比較的やさしく、合計280点と高めでした。 2年目の2023年から作問側が「思考力・判断力・表現力」を本格的に問う形に移行し、合計で50点以上下がりました。

具体的には、資料・グラフ・長い文章を読んでから答える設問が増え、「理由を説明しなさい」「考えをまとめなさい」という記述の要求が増えました。 用語や解法を覚えているだけでは点にならず、読む速さと正確さがそのまま得点差になる入試になっています。 北海道教育委員会の報告書でも、「文章の概要や要点を捉えること」「観察・実験の結果を分析して解釈すること」に課題があると繰り返し指摘されています。

BY SUBJECT

教科別の傾向と2027年に向けた対策

国語70.0 → 54.2 → 46.4 → 56.9 → 49.9
もっとも上下が大きい教科。記述と作文の配点が大きく、部分点の取り方で差がつきます。漢字・文法・古文の知識問題を確実に取り、記述は「設問の条件を全部満たす」練習を。
数学47.6 → 47.4 → 48.8 → 48.8 → 53.1
2025年まで4年間は50点を切る横ばいが続き、2026年は53.1点。大問1〜2の基本問題(計算・方程式・確率・基本の関数)を落とさないだけで平均に届きます。関数・図形の思考力問題は上位校向け。捨て問の見極めが重要。
社会52.9 → 41.0 → 38.2 → 49.6 → 51.9
暗記型から資料読み取り型へ完全に移行。地図・グラフ・年表・複数資料を組み合わせて答える問題が中心。用語を「説明できる」レベルで覚え、資料問題を過去問で反復するのが近道。2025・2026年は回復したが、形式は変わっていません。
理科54.6 → 35.4 → 38.5 → 40.9 → 52.1
2023年に最も大きく下がった教科(35.4点)で、2026年は52.1点まで回復。実験・観察の結果から考察する問題、条件制御を問う問題が多く出ます。公式暗記だけでは対応できないので、「なぜそうなるか」を説明する練習と、計算問題の反復を。
英語55.2 → 50.6 → 41.0 → 48.6 → 49.4
長文の量と語彙レベルが上がり、2024年は41.0点まで低下。リスニング+長文+自由英作文の構成で、時間内に読み切る力が問われます。英作文は減点されない書き方を身につければ確実に稼げる部分。単語・熟語は中1からの積み上げが効きます。
TARGET

目標点の考え方 ─ 平均点をどう使うか

合否は学校ごとの合格ラインで決まるため、全道の平均点そのものが合否を決めるわけではありません。 平均点は「自分がいまどの位置にいるか」を測る物差しとして使います。 目安として、各教科で平均+10点が安定して取れれば中堅校の同等枠で戦え、平均+20点以上が上位校の目安です。

学校別の目安は高校別ページ(札幌西・新川・北陵・手稲・稲雲・西陵)と、 道コン活用ガイドを参照してください。内申点との組み合わせ(70・15・15)は 公立高校入試ガイド に。

クリアゼミの入試対策

2022年以降の新形式の過去問を教科別に分析し、「取れる問題を落とさない」練習と「記述・資料読み取り」の練習を分けて行います。中3の秋以降は学テ総合ABC・道コンの結果から教科ごとの目標点を決め、個別レッスンで弱点を潰します。

FAQ

平均点についてよくある質問

北海道公立高校入試の平均点は何点ですか?

5教科合計(500点満点)の合格者平均は、2022年280.3点、2023年228.6点、2024年212.9点、2025年244.8点、2026年256.4点です。

一番難しい教科は?

2023〜2025年は理科(2023年35.4点)と数学(47〜49点)が低めでした。2026年は5教科とも49〜54点に収まり、国語は年によって大きく変動します。

平均点が下がると合格しやすくなりますか?

合否は相対的に決まるため、全員の点が下がれば合格ラインも下がります。平均点の変動そのものより、自分の得点が受検者全体のどの位置かが重要です。道コンのSSで確認できます。

2026年3月の平均点は?

北海道教育委員会の「令和8年度 入学者選抜状況報告書」によると、合格者平均は国語49.9・数学53.1・社会51.9・理科52.1・英語49.4、5教科合計256.4点です。

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