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中学新学習指導要領について

2012年4月から全面実施開始、新教科書の登場!!

2008年に新学習指導要領が告示されて3年半。ついに今年4月新教科書が登場します。

1.  標準年間授業時数の増加

主要教科の授業時数が大幅に増加します。(主要5教科:3学年合計360時間)

→ 学校週5日制のもとで授業時数の増加は生徒・教師の負担となり、学校での学習指導における支障となる可能性があります。

2.  学習項目・内容の増加・活用的学習への取り組み

2002年度の削除内容が復活。数学・理科以外の文科系の科目も学習内容が増加します

→ 学習指導についていけない生徒・消化不良の生徒が増加するのではと思われます。

3.『はどめ規定』の廃止

学習内容の深度の規定が撤廃され、今まで『最高基準』であった指導要領が『最低基準』へと変わる事を意味します。その結果、『平等から競争』へと学習指導の方向転換が行われます。

はどめ規定:指導要領に記載されていた『〜は扱わない』『理解の段階に留める』『〜は深入りしない』などといった文言で学習基準を限定する規定のこと

教科書の中身の変化

英語・・・英語新教科書の語彙数の増加 現900語から1200語へ

数学・・・2002年度から削除されていた不等式や解の公式の復活だけでなく、繰り返し学習・まとめ的問題の増量・教科書内容のレベルアップなど。

 

※ 各教科とも教科書ページ数が大幅に増加しました。

学習内容が大幅に増えたのにもかかわらず、学校5日制は変わらないので、今までと同じような学習状態であれば、着実にわからないことが増えてしまいます。

小学校では、すでに新教科書での授業が展開されています。6年生の算数では、今まで中2で学習していた『場合の数』が登場し、また『メートル法』が新たに増える等、学年後半部分にかなりのボリュームの内容が付け加えられています。学校以外での学習時間の確保が学力を底上げしていく上でとても重要になってきます。

クリアゼミでは新学習指導要領での指導のポイントをしっかり押さえ、一人ひとりに合わせた授業を組んでいきます。

 

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